豊原功補演出 明後日公演2018 「またここか」

2018年9月28日 2:35

豊原功補 演出
明後日公演2018 「またここか」

「カルテット」「最高の離婚」「それでも生きてゆく」「anone」など
珠玉のドラマ作品を世に送り出してきた脚本家坂元裕二が
本公演のために書き下ろした戯曲の上演決定。
演出には、2017年紀伊國屋ホールで上演した話題作、芝居噺「名人長二」で
初の企画、脚本、演出、主演の四役を果たした俳優、豊原功補。
旧知の仲である二人が初めてタッグを組む本作は、濃密な台詞が紡ぐ奇妙で危うい愛の物語。

【出演】
ソリンスタンドを舞台に繰り広げられる男女四人の会話劇。
出演は映画「モリのいる場所」、連続ドラマ「スモーキング」等、映画・テレビでの活躍がめざましい若手俳優・吉村界人。
城山羊の会など、舞台俳優として独特の存在感を放つ岡部たかし。
映画「あゝ、荒野」で印象的なヒロインを演じた木下あかり。ナイロン100℃で活躍中の個性派小園茉奈。

<STORY>
家族は車だ、血で走る車だ。それが口癖だった父がニロティカスマットのバーキンを残して失踪した。
その足跡を辿るうちに、俺(岡部たかし)は読者モデルの女(木下あかり)から異母弟(吉村界人)の存在を知らされる。
弟の働くガソリンスタンドは東京サマーランドのそばにあって、夏になると修羅場と化す。物産展に行くことしか考えてないバイト(小園茉奈)はまるで仕事をせず、弟は自らの妄想におびえ、夜になると店に火を放つ夢を思い描いていた。父は一体どこに消えたのか。
夜ごと俺たちは排気ガスと灼けたタイヤの匂いが残る店内で晩餐を繰り返し、弟が持つ秘密に近づいて行く。
俺は知ってしまった。
「これは罠か! そもそもこの女、読者モデルには見えない!」
ガソリンタンクの埋まる地下への扉を見つけた俺たち兄弟は今ゆっくりとその梯子を降りはじめた。

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【脚本】坂元裕二
【演出】豊原功補

【出演者】吉村界人 岡部たかし 木下あかり 小園茉奈

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【公演日程】2018年9月28日(金)~10月8日(月・祝)
【劇場】DDD青山クロスシアター
(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第2ビル B1F)


【スタッフ】
舞台監督:金安凌平/木村 篤 美術:原田 愛 照明:倉本泰史 音響:藤田赤目
音楽:伊 真吾 衣裳:立花文乃 演出助手:大堀光威
絵:ホセ・フランキー 宣伝美術:江口伸二郎 制作助手:前田明子
プロデューサー:小泉今日子 関根明日子